京都「ごだん宮ざわ」を堪能する

茶懐石のくつろぎのもてなし「ごだん」

今注目の料理人宮沢政人氏が「じき宮ざわ」の姉妹店として2014年に出店した「ごだん宮ざわ」。ごだん、とは、茶の湯で供される食事でも、お酒が入ってよりくつろいで楽しむ茶懐石を指すという。その「ごだん」であるが、それでもやはり茶懐石である。侘茶を彷彿とさせる店内の雰囲気は虚飾を一切配したシンプルさにまず背筋が伸びる。茶懐石の流れにそって、先付、お椀、お造り、焼き物、揚げ物、焚き物、お凌ぎ、ご飯、水物、お菓子の順で供される。最後は抹茶である。もし千利休がこの21世紀に生きていたならば、恐らく茶の湯も椅子に座ってのカウンターという作法を編み出していたに違いない。

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